妹への嫉妬

体験談

私には、
妹がいます。

正確には、いました。

四年前に自殺して、亡くなっています。

めちゃくちゃ可愛くて花
自慢の妹でした。

友達や近所の人からも人気者。

親戚の中でも、
誰よりも可愛がられていました。

絵本のなかの、お姫様みたいな子ピンクチューリップオレンジチューリップ青チューリップ

背がひときわ小さかったから、
目立っていて、
学校では有名人でした。

ナイーヴで傷つきやすくて、
守ってあげたくなる、
そんな女の子でしたキラキラ

目に入れても痛くない可愛さって、
こんな感じかな?

そう思っていました。

でも、それは表面的な部分。

本当は、

妹がうらやましくて、
疎ましくて、
いなくなればいいとさえ思っていて、

心の中には、
嫉妬の渦がうごめいていましたモヤっと

だけど、
誰にも言わなかった。

ずっと隠していました。

自分でも、
そんな気持ちがあることさえ忘れていました。

どっかに置いてきてしまうぐらい、
心の奥の奥の深ーーーーーーーいところへ。

隠して、蓋をして、ないものにしていました。

ドロドロとした気持ちがある自分がイヤで

イヤでたまりませんでした。

嫉妬している自分が嫌いでした。

何よりも、そんな私を知られるのがイヤでした。

いいお姉ちゃんをずっと演じていました。

妹が自殺する直前、
あることがきっかけで
「もしかしたら、この子死ぬんちゃうか?」

そんなことが頭をよぎりました。

その頃、
妹は実家暮らし。
私は一人暮らし。

連絡を取り合っていたし、
時々は会っていました。

電車では1時間ほどの距離。

様子を見に、
実家に帰ることもできたはず。

だけど、
その時の私は帰らなかった。

選択して、「帰らなかった」んです。

死ぬかもしれないと思った3日後、
妹は自殺しました。

父から連絡をもらって、
運び込まれた病院に向かうとき、
あまりにも気が動転していた私。

その頃から
カウンセリングをしていただいていた中先生に、
藁をもすがる思いで連絡をしました。

電話越しに
落ち着くように言ってくださった中先生。

おかげで、気を持ち直すことができました。

妹のこともご存知だったこともあり、
報告をかねて、カウンセリングで妹の話をしました。

そこで先生がおっしゃったこと。

君、妹が死んで、ホッとしてるやろ。
よかったと思ってるんやで。

。。。怒

聞きづてなりませんでした。

大好きだった妹を亡くして、
もっと早く会いに行けばよかったと
後悔している私を目の前にして。

そんな私が、妹が死んでよかったと思ってる!?

そんなことあるわけないやろー!!

あまりに頭にきて、
直接、先生にこう言ったかどうかさえ、
覚えていません。

それぐらい、腹が立ったんです。

そのあと、続けて先生がおっしゃったこと。

キミはな、妹さんみたいに生きたかったんや。
だから、妹さんが邪魔やったんや。
邪魔者はもういないんやから、遠慮せんとやりたいようにやり。

衝撃でした。

妹みたいになりたい。
そう思っていたことはあります。

だけど、邪魔だと思っていたんなんて。
コレっぽっちも思っていなかった。

それもそのはず。
嫉妬する自分を隠していたからです。

 

嫌だったから。

それをひた隠しにして生きてきました。

いつのまにか自分がどう思っていたかも

忘れてしまっていたのです。

だから、
先生が言ってくださったことも、
全く受け入れられませんでした。

受け入れたのは、
自覚があった、
「妹みたいになりたい。」
ということだけ。

 

自分にとって都合のいいことだけを

受け入れたのです。

嫉妬する自分は隠したまま、

否定したままでした。

それから、中先生のカウンセリングを受けるたび、
「いいかっこしい」
「いじける自分」
「自虐的な自分」
をやめろと言われ続けてきました。

でも、どんなに頑張っても
辞めれませんでした。

当たり前です。

根っこの問題、
「嫉妬深い、ドロドロの自分」を
認めてないんだから。

妹を恨んでいた。
妹を憎んでいた。
妹がいなければよかった。

中先生との度重なるカウンセリングの中で

やっとその観点に立てた時がありました。

私はずっと自分を正当化し、

全てを母のせいにして、父のせいにして

妹のせいにして。

 

周りの友人のせいにして。

環境のせいにして。

 

私は全く悪くない。

私は可愛そうな子を演じていたのです。

 

そこに気付いたとき。

そして、ブラックで暗い私を

受け入れた時。

 

ガラガラと私の中の今まで握りしめていた

こだわりという大きな塊が

壊れていきました。

その時、
今までに感じたことのない、
何かを感じました。

安堵感とか、そういう感じのものです。

それからというもの、
妹が死んだ経験を活かして始めていた、
女性支援の事業が、
軌道に乗ってきました。

本心でそこに取り組むことが

できるようになったのです。

事業の立ち上げも中先生のアドバイスです。

志を同じくする仲間もたくさんできました。

心の問題を抱える女性がたくさん来られます。

私が、
自分のドス黒い部分、
嫉妬にまみれた自分を受け入れるのには、
相当、時間がかかりました。

だけど、
諦めずに、
どうにかもがき続けてきて、
本当によかったと思います。

どんな自分でも大丈夫。

ありのままで。
その言葉の本当の意味を知ることができました。

同じような苦しみの中にいる人が
たくさんいると思います。

自覚がない人もいるでしょう。

うすうす気づいて、
見て見ぬ振りをしている人もいるでしょう。
どんなあなたでも

生きている意味があります。

生まれてきた価値があります。

 

だから諦めないでほしい。

 

ただそれだけを伝えたくて

これからもこの仕事に誇りをもって

続けていきます。

 

M.Yさんより

 

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