鍵はあなたの思考です

第25話 鍵はあなたの思考です

止観と言うのは、自分の思考を止めて、自分の心を観ると言う事ですが。

実際に思考を止める事が出来るのは瞑想中だけです。

瞑想すると言うのは思考を止める訓練をする。

毎日の運動や筋トレの様なプラクティスだと言う事です。

毎日毎日、止観瞑想をしようとしていれば、必ずその内思考は鎮まってきます。

最初は10秒、やがて30秒、そのうち1分と何も考えずに、ただ半眼で、両眼で鼻先を観る。

鼻先を注視して、観える周りの景色はただ傍観する練習をするのです。

やがて、30分、1時間出来るようになります。

それくらい出来るようになると、普段も思考が落ち着くようになります。

先ず、余計な事を無意識に考える事は減って来ます。

集中力が付いて来ます。

何も、わざわざ瞑想するぞと意気込まなくても、お茶を飲んだり、ご飯を食べたり、リラックスして休憩する時も思考を自由に操る事が出来ます。

思考する時は必ず目的を持つ。

と言う事です。

これを解決する為に考える。

もしくは、なんらかの事を決める為に考える。

但し、思考を止めて、自分の内面を観ながら考えるのです。

日常の中でも徐々に止観出来るようになるのです。

日常から、焦らず、落ち着いて考え、行動するのです。

意識して呼吸し、意識して考え、意識して話し、意識して聞き、意識して歩き、意識して食べ、意識して行動するのです。

瞑想するぞ!
って言うのは、気合い入れて筋トレするぞ!

って言うのと同じですが、筋トレも3ヶ月くらいしていると、日常的に筋肉が気になり始めます。

胸の筋肉、腕、お尻、腹筋、太腿、ふくらはぎ、背中。

体中の筋肉が気になり、姿勢を正したり、筋肉を触ったり、鏡で見たくなります。

つまり筋肉を意識するようになります。

止観瞑想も同じです。

心を意識するように自然になります。

思考を意識するようになります。

思考を分析し始めるようになります。

何故そう思うのか?
何故そうしたいのか?
何故そう思ったのか?

思考の理由を分析し始めると、その理由が観えて来ます。

動機や意図、目的も観えて来ます。

そして、自分の目的や意図を正しい方向に向けるのです。

その正しい方向とは?

あなたのために。

です。
そうする事によって、動機が徐々に変わって行くのです。

自分の為にから、あなたの為にへ。

自分の損得、好き嫌い、立場の固執、つまりポストへの執着、保身、猜疑心、羞恥心、劣等感、優越感、虚栄心、嫉妬心、孤独感。

そう言うものが根底に根付いた思考から徐々に解放されて来ます。

やがて、自分の思考パターンが読めるようになります。

その思考パターンを変えるのです。

あなたの為にへ。

勿論、目の前の人のエゴの為ではありません。

目の前の人の潜在意識の欲求や願望を叶える為です。

つまり、目の前の人のエゴと神の見境いが付かなくては、目の前の人の為にはならないのです。

エゴの為の役に立って、エゴを助長させては、手が付けられなくなります。

常に相手を観察する必要があります。

自分の思考を止めなければ、相手の思考は観えません。

自分の思考を完全に止めて、相手の思考を観察、分析し、同時に心を観るのです。

その人は、過去の内観をしているかも知れません。

未来の夢を語っているかも知れません。

今抱えている問題、解決しないといけない事を語っているのかも知れません。

そして、人には心があります。
心はどうしたがっているのか?
本心はなんなのか?

あなたが自分の為に行った内観瞑想、真我実現瞑想、そして止観瞑想は、自分を変える為にだけ役に立つのでは無くて、人の思考を読み解き、人の心が解る。

つまり、目の前の人の変容を促すコミュニケーション、対話が取れる様に必ずなるのです。

あなたが神になる事は、必ずあなたの周りの人も神になるのです。

そうすれば、あっと言う間に世界は変容するのです。